WordPressテーマ『Luxeritas』を利用するうえで知っておいた方がよいこと

2019年5月16日

はじめに

Luxeritas』は、SEO 最適化済み、レスポンシブ、高カスタマイズ性を持つ無料の WordPress テーマです。
知名度も高く、このブログでも採用することになって設定を一通り終えたので、このテーマを利用するうえで知っておいた方がよいことをご紹介してみます。
※Wordpressのテーマ全般に共通する事項は除外しています

使い込んだわけではないため、とりあえずはナナメ読みの参考程度でお願いします。
後で気づいた事があれば都度修正、追記していきます。orz

なお、執筆時点でのバージョンは以下
WordPress:5.2
Luxeritas:3.5.11

高カスタマイズ性

デザインから機能まで、非常に多くの点を管理画面から変更可能です。
その分、設定項目も多めです。やらなくても平気だけど、やらないとこのテーマを使う意味が薄れます。
使うのなら頑張って設定しましょう。ほとんどがデザインやパーツ配置に関する設定項目なので、絶望するほどの量はありません。
そのうち、最低限必要な設定項目について記事を書くかもしれません。

管理画面からのカスタマイズが優れている反面、自力カスタマイズの難易度は上がっています。
個人で作られているのに頻繁にバージョンアップがあるため、先のことを考えるのなら、テンプレートファイルは触らず(子テーマに作らず)、CSSやJS、Luxeritasで用意されているフックなどで対応しましょう。

フレームワーク

レスポンシブデザインに対応した有名フレームワーク『Bootstrap』をベースにしているので、表示するデバイスに関係なくリキッドレイアウトが実現できます。
ただし、デフォルトでは最低限に削ってあるため、Bootstrapの機能をフル活用したいのなら、設定を変更する必要があります。この設定切り替えでレイアウトに影響はでません。
Boostrapは便利な機能が豊富ですが、ちょっと重めな点に注意してください。

著作権表示

サイト最下部のフッタに、下記の提供元表示が出ます。

WordPress Luxeritas Theme is provided by “Thought is free”.

著作権表示ではないため、自力で消すのは合法のようですが、下手にいじると不都合が出る素敵なギミックがあります。
公式から非表示にするプラグインが有料で販売されているので、どうしても消したいという方は購入しましょう。

プラグイン

Luxeritasはテーマにしては多くの機能を搭載しており、その分、導入しても無意味、もしくは悪影響のあるプラグインが多く存在します。
Luxeritasはそのままで十分優秀です。必要なものだけ入れましょう。

圧縮系

HTML・CSS・Javascriptなどの圧縮&結合は、デフォルトで行えます。
とことん軽量化したいor十分な知識がある場合を除き、圧縮系プラグインの導入はおすすめできません。
ただし、画像圧縮はプラグインを利用するなどで対策しましょう。

おすすめプラグイン

▼細かな設定が可能で非常に便利です。無料では機能に制限がありますが実用範囲内です。

EWWW Image Optimizer

▼登録作業と、圧縮画像数制限(500枚/月)が許容できるのならコチラ。画質に対する圧縮率が超優秀です。

Compress JPEG & PNG images

キャッシュ系

Luxeritasはブラウザキャッシュ(Apatch用)、Gzip圧縮、スクリプトファイルの圧縮・結合などの読み込み速度対策を導入していますし、公式でもおすすめできないことを謳っています。

このブログでもキャッシュプラグインは利用していません。

SEO対策系

テーマ自体が対策済なので、オールインワンタイプは不要。
SEO対策としてプラグインを入れるのなら、ヘッダや構造化マークアップ関連以外のものにしましょう。

XML Sitemap & Google News

 

WordPress Ping Optimizer

※WordPress Ping OptimizerはPHP7.2以上でエラーを吐くので、アップデートされるまでは手作業で修正する必要があります。(2019/05/18時点)

エディタ系

Luxeritasはエディタも十分な機能が揃っていて、おしゃれなブログカードも使えます。(↓これ)

結局、何を使うかは好みの問題ですよね。Gutenbergも使い慣れれば優秀だと言う人もいます。
ただし、同じ記事を異なるエディタで編集することはやめた方が良いということは覚えておいてください。

Gutenbergが嫌だという場合は、とりあえず『Luxeritasのエディタ』がおすすめ。
『Classic Editor』を入れれば有効になります。

Classic Editor

セキュリティ系

特別なことはしていないようなので、サーバやプラグインによる対策が必要です。
キャッシュやSEO対策に関わる設定項目があったら、念のためにオフにします。
このブログでは、セキュリティ系プラグインは信頼性と更新速度を優先して選んでいます。

All In One WP Security & Firewall

最後に

Luxeritasは高機能なので、他の無料テーマと同じ感覚で扱うとトラブルが発生しやすいと思います。
「どうやっているか」までは知らなくて大丈夫です。公式サイトを読んで、「何をやっているか」は大まかに把握しておきましょう。